【Zoom トラブルシューティング(4)】Zoomでよく遭遇する「音の途切れ」や「ハウリング」の問題に焦点を当て、これらを防ぐための効果な設定について解説します！ | 【ブログ】講師のコラムや最新情報をお伝えします

Zoomトラブルシューティング 第4回

途切れやハウリングの防止策と音声設定の新機能に注目！

今回は、Zoomでよく遭遇する「途切れ」と「ハウリング」の問題に焦点を当て、これらを防ぐための効果的な対策や、新しい音声設定について詳しく解説します。

Zoomのアップデートにより、音声設定が改善され、より快適なオンライン環境を構築できるようになっていますのでこれを活用しましょう。

1. 途切れ（映像や音声が途切れる）の防止策

安定した接続環境の確保

途切れの原因の多くは、ネットワークの不安定さです。以下のポイントに気をつけて、より安定したZoomの利用を目指しましょう。

• 有線接続の推奨
• Wi-Fiの最適化
• デバイスの設定見直し: バックグラウンドで動いている不要なアプリケーションやプログラムを停止し、Zoomの通信を優先させましょう。

ビデオと音声の設定を調整

• ビデオの解像度を調整: 通信が不安定な場合、Zoomの設定からビデオの解像度を下げることで、人切れを防ぐことが可能です。画質が落ちても、会話の途切れを防ぐことの方が優先されます。

• オーディオの帯域幅を制御: Zoomの「オリジナルサウンド」機能を有効にすると、不要な音のフィルタリングをオフにし、通信負荷が軽減され、安定した音声の送受信が可能です。

2

Zoomで特に困りがちなハウリング問題は、参加者が同じ部屋にいる場合や、マイクとスピーカーが近接している場合に発生しやすいです。以下の手順で対策を取りましょう。

マイクとスピーカーの距離を保つ

• 外部スピーカーやマイクの使用： 内部

マイクとスピーカーの自動調整機能を活用

• 自動エコーキャンセリング機能: Zoomにはエコーを防止するための自動エコーキャンセリング機能が搭載されています。この設定がオンになっていることを確認しましょう。これにより、参加者全員が快適に会話できる環境が作れます。

全員が発言しない時はミュート

• ミュートの徹底

3. Zoomは最近のアップデートで音声設定が改善され、オンラインレッスンや会議においてさらなる音声の質向上が期待できるようになりました。特に次の機能に注目してみましょう。

音声オプションの詳細設定

• 「高忠実度音楽モード」: これまでのZoomにはない音声品質が求められる場合に最適なモードです。特に音楽レッスンや演奏会などで使用すると、クリアで細部まで正確な音声を相手に伝えることができます。

• ノイズ抑制機能の強化: Zoomは自動的に周囲のノイズを抑える機能を持っていますが、設定からノイズの抑制レベルを変更することができます。「低」「中」「高」から選び、自分の環境に最も合った設定を選ぶことができます。

「オリジナルサウンド」設定の強化

この機能は、周囲のノイズを排除しつつ、必要な音声だけを相手に届けることができます。以前からある機能ですが、最近のアップデートによりさらに高音質を保ちながら、効率的に音声を届けることが可能になりました。

4. 快適なZoom体験のための最終確認

Zoomを使って快適にコミュニケーションするためには、事前の準備と設定が非常に重要です。ネットワークの安定性や音声・映像の品質を最適化するために、以下の手順を確認しておきましょう。

• ネット接続を安定させる（有線接続や最適なWi-Fi環境）
• マイクとスピーカーの配置に気をつけ、ハウリングを防止する
• Zoomの最新の音声設定を確認し、自分に合ったオプションを選択する

これらのポイントを押さえることで、より快適でトラブルの少ないZoom体験が可能になります。

次回は、Zoomの「バーチャル背景」や「画面共有」機能をさらに効果的に活用するためのコツを紹介する予定です。

オンラインレッスンや会議を円滑に進めるための重要なポイントですので、ぜひチェックしてみてください！